難聴のお子さんへの基本的な配慮

 難聴の子供は、補聴器や人工内耳を装用しても、すべての音を聞き取れるわけではありません。
「もっている聴力を活用する」と「話し手の表情、口・唇・舌の動きを視て言葉を読み取る(読話)」ことで、話を聴き取っています。また、聞き慣れた言葉(主に単語)を聴き取って話の内容を推理しています。推理できないときは、周囲の様子を見て行動しています。

 

補聴援助システムの活用について

 補聴器だけでは聴き取りの難しい環境でも、補聴援助システムを使用すると教師の声が雑音に遮られずに聞こえます。難聴のお子さんのきこえを保障するために、是非ご活用してください。